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模擬試験(模試)





模擬試験を受けるのは、直前期ということになると 思います。行政書士試験は10月に行われますから、8〜9月あたりということにな るでしょうか。公務員試験を受ける方は、どの試験を受けるかにもよりますが、早け れば3月頃かと思います。私は、模擬試験を受けること自体には、それなりの意義が あると思います。

まず、どこかの会場で受ける場合、本試験と同様にきちんと時間を計って、さらに回 りに他人がいる中で受けるわけですから、本試験と同じような状況を経験できること になります。時間配分の練習になりますし、模試とは言え、雰囲気を味わうことも出 来ます。普段、家で勉強しているような場合、隣に人はいませんが、試験ともなれば そうはいきません。模擬試験で慣れておくといいと思います。

また、その時に受験生全体の中における自分の位置がわかります。自分は受験生の中 で何番目あたりにいるのかは、とりわけ独学の場合にはなかなか知りえません。模擬 試験を受けることによって、それがわかることになります。

さらに、おそらく本試験でもそうですが、模擬試験においても見たこともないような 問題が出題されると思います。そのような問題にあたったときに、いかに切り抜ける かということを、模擬試験の場で練習しておきましょう。

それから、試験を受け終わってから、きちんと復習しましょう。復習が大事だと思い ます。せっかく、直前期に貴重な時間を使って受けに行くわけです。きちんと復習し て、出来なかった問題もしっかりと自分のものにしましょう。過去問頻出論点の問題 を間違えてしまった場合には、とりわけ一生懸命復習しましょう。また、自分はどの 分野の問題に弱いか、どういう出題形式の問題を間違えているか、というようなこと も、合わせてチェックできたらいいと思います。

近くに模擬試験の会場がないとか、その会場に行くまで時間がかかるという方も、い らっしゃると思います。そのような方には、通信講座の模擬試験や市販されている模 擬試験などを、お薦めします。

その際、きちんと時間を計って問題を解いて下さいね。そうしないと意味がありませ ん。

このとき、ご自宅で解くのもいいですが、図書館などを利用することをお薦めします。 普段と異なる環境でも自分の実力を発揮できるか、確認しておくとよいと思います。 それに家と違って回りに誰かがいることによって、それが気になることもあります。 そのような事態にも慣れておく必要があります。

もし、模擬試験の結果が悪かったとしても、気にしないことです。言葉は悪いかもし れませんが、しょせん模擬試験です。大切なのは本試験です。自分の弱点がわかった、 苦手な分野がわかったぐらいに考えて、弱点克服に励んだほうがいいと思います。お 金や時間を費やして、模擬試験を受けるわけです。有意義なものにしてほしいと思い ます。



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