過去問集 |
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![]() ![]() 勉強を始めてから間もない方の中には、「早いうちから過去問をやってもしょうが ない」と思っている方が、いらっしゃるかも知れません。もっと実力をつけてから、 と思っているのかもしれません。 でも、私はそれは違うと思います。私は、勉強したところから、少しずつ過去問を 解いていくほうがよいと思っています。そうでないと、全ての科目を一通り終えて から後に、過去問を解くことになってしまいかねません。それよりも、早いうちか ら実際の過去問に触れ、本試験ではどのように出題されるかを、実感したほうがよい と思います。それに、ただ覚えるだけの勉強は単調ですから、日頃の勉強にアクセ ントをつける意味でも、なるべく早い段階から解いていくことをお薦めします。そ して過去問を解いて、間違えた箇所を一つずつ覚えていけばいいのです。 過去問を解いていると、毎年のように出題されている箇所があることに気がつきま す。他方、あまり出題されない箇所があることも、気がつくことでしょう。このう ち、毎年のように出題されている箇所については、合格者は必ず正解してきます。 ですからこの箇所については、集中して理解し、自分のものにする必要があります。 こういったがわかるのも、過去問を解く利点です。 ですから、この時期に使用する過去問としては、科目別分野別になっているものが よいと思います。科目別分野別の過去問であれば、勉強したところから、順々に解 いていくことが出来ますし、同じような問題が数題続くわけですから、同じような 問題を解き続けることによって、知識を自然と身につけられる可能性もあるからで す。 ![]() ![]() 勉強が進んで実力が付いてきてからも、直前期以外は基本的には分野別の過去問集 を使用するのがいいと、私は思っています。ただ、科目別分野別過去問集は、同じ ような問題が数問続きます。分野別ですから当然ですね。 しかし、本試験ではそんなことはありません。となりの問題は間違いなく、違う分 野の問題です。同じ民法の問題であっても、同じ分野から2問連続で出題されるこ とは考えにくいです。抵当権の問題のすぐ隣に、賃貸借の問題が出題されるかもし れません。つまり、何が言いたいかと言いますと、分野別の過去問は本試験の過去 問と出題の仕方が違うのです。学習用に出来ていますから、当然ですね。そのため、 本試験の出題の仕方(つまり、違う分野の問題がとなりにはあるということ)に、 慣れる必要があるということです。 そこで、直前期には、分野別ではなく、年度別の過去問を使うことをお薦めします。 もう何度も解いた問題だ、とおっしゃるかも知れません。それでもかまわないと思 います。時間を計って、一年づつ解いていくことがいいと思います。年度別の過去 問を、模試ような形で解いてみてもよいでしょう。何度繰り返したとしても、それ だけ記憶の定着が増すわけですから。 このとき、もうすでに何度も解いている問題ですから、正規の試験時間よりも短時 間で解けると思います。ここで気をつけましょう。それは何度も解いている問題だ から、短時間で解けるのです。年度別の問題は初めてでも、今まで何度も科目別分 野別の問題を解いているわけですから。自信を持つのはいいですが、過信や油断に は気をつけましょう。このことは、逆に言えば、何度も解いている過去問にもかか らわず、正規の試験時間ギリギリな場合には、勉強が足らないのではないかと思い ます。 無断転載・転送を禁じます。 Copyright(C)2006 後藤行政書士事務所 All Rights Reserved. |