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不可分債務




不可分債権に続き、ここでは不可分債務を取り上げます。

不可分債務とは、複数の人が一つの不可分な給付の債務を負担している場合を 言います。

この不可分債務の場合、債権者は、各債務者に対して同時にまたは順次に履行 の請求をする事ができます。しかし、不可分債権と違って、履行の請求に絶対 効がありません。ですから試験対策としては、ここが出やすいとも言えます。 不可分債権、不可分債務と似たような規定でありながら、異なる扱いがされる ところですから、定義とともに、ここの箇所はきちんと覚えましょう。行政書 士、公務員試験のいずれの受験生においても、覚えておくべきポイントの一つ だと思います。

なお、弁済や供託など、履行に関わる部分については、不可分債権と同様に絶 対効を有します。



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